米軍がイラクからの撤退を完了し、イラン代表団との緊張が高まる
米軍がイラクからの撤退を完了し、イラン代表団との緊張が高まる
更新日: 2026年10月2日 02:45
2026年9月30日、米国は「生来の決意作戦」として知られるイラクでの12年間の軍事任務を正式に終結した。
最後の部隊がエルビル空軍基地から撤退したことで、2003年の侵攻以来続いてきた米軍の駐留に終止符が打たれた。
米国は今後、イラク国内に物理的な軍事拠点を置かないものの、国防総省はヨルダンに新しい地域ハブを設け、情報収集や訓練支援を継続すると表明している。
この節目を祝うため、イラク政府は「主権の日々」と名付けた4日間の公的休日を宣言した。
イラン系民兵の台頭やイスラム国(ISIS)の復活を招きかねない権力の空白に対する懸念が高まっている。
イラク政府は、2027年半ばまでにこれらの民兵から武器を没収することを目標としており、民兵への統制を再強化するという困難な課題に直面している。
一方で、広範な外交的摩擦も燻り続けており、撤退と同時に、米国はイラン代表団に対して国連総会からの早期退去を命じた。
この移行は主要な地政学的転換点を示しており、イラクの主権への願望と、競合する地域大国の影響力との間の微妙な均衡を浮き彫りにしている。
