IBM、1ナノメートル未満のチップ技術を発表
IBM、1ナノメートル未満のチップ技術を発表
更新日: 2026年7月25日 03:30
2026年6月25日、IBMは世界初となるサブ1ナノメートル(nm)チップ技術を発表し、半導体工学における画期的な飛躍を遂げました。
0.7nmノード、つまり7オングストロームで動作するこの進歩は、部品がわずか数個の原子分の幅しかない「オングストローム時代」への移行を意味します。
従来の2D設計とは異なり、この3D手法はトランジスタを垂直に積み重ねることで、爪の先ほどのチップに約1000億個ものトランジスタを搭載可能にしました。
単なる小型化を超え、性能面でのメリットも大きいです。
IBMの予測では、旧型の2nmモデルと比べて性能が最大50%向上し、エネルギー効率も70%改善されます。
また、この技術は現代の生成AIやクラウドインフラストラクチャに必要な膨大なデータ負荷を処理するために不可欠なSRAM密度を40%向上させます。
現在は研究段階ですが、IBMは今後5年以内の商用生産を目指しています。
革新的な製造技術を駆使するこの開発は、少なくとも今後10年間にわたるコンピューティングの持続的な成長にとって重要なロードマップを提供します。
