米カナダ間で政府調達の排除を巡り貿易摩擦が激化
米カナダ間で政府調達の排除を巡り貿易摩擦が激化
更新日: 2026年9月17日 02:00
2026年の年末、米国とカナダの間の貿易摩擦が新たな高まりを見せている。
8月の貿易交渉決裂を受け、両国は深刻な経済論争の渦中にある。
直近の事態悪化は、米国政府が連邦調達契約からカナダ産製品を排除するという大統領令を出したことによる。
トランプ大統領は、カナダの既存の「バイ・カナディアン(カナダ製品購入)」政策を差別的であると非難し、米国企業が長年カナダ市場への公平なアクセスを拒まれてきたと主張し、この措置を正当化した。
この調達禁止は、数十億ドル規模の商品への報復関税や、農業・乳製品分野の輸入禁止など、一連の強硬な貿易手段に続くものである。
サプライチェーンが高度に統合されているため、これらの政策の打撃は製造業から重機に至るまで幅広い産業に及んでいる。
カナダのマーク・カーニー首相は、米国の行動を強圧的であると評し、国益を守り抜くことを誓った。
両国が引き続き保護主義的な政策を優先する中、専門家たちは長年の同盟国間で深い経済的絆が脅かされており、北米の貿易関係における長期的な不安定さを招く恐れがあると懸念している。
