科学者らは、海洋や河川における酸素濃度の低下に警鐘を鳴らしている。
科学者らは、海洋や河川における酸素濃度の低下に警鐘を鳴らしている。
更新日: 2026年7月21日 01:45
水面下では静かな危機が進行している。
水生脱酸素として知られる、海洋、河川、湖沼における溶存酸素量の低下は、深刻な環境の脅威となっている。
1960年以来、海洋では酸素の約2%が失われ、湖沼の中には最大18%もの減少が見られるものもある。
この惨事を引き起こす二つ主な要因は、地球温暖化と栄養塩汚染である。
気温の上昇によって水は酸素を蓄えにくくなり、自然な攪拌も妨げられる一方、農業排水は大規模なアオコ(藻類の大量発生)を誘発し、それらが分解される際に酸素が消費される。
酸素濃度が低下するにつれて生物多様性は悪化する。
魚類はより狭い生息域へと追い込まれて脆弱になり、その間にも有毒な細菌が増殖して生態系や食糧供給を脅かしている。
科学者たちは現在、国際社会に対して、脱酸素を「地球の限界」の第10番目の項目として認定するよう求めており、これは地球規模の危険であるという認識を正式に確立するためである。
これに対処するには、温室効果ガス排出量の削減や栄養塩流出の抑制を含めた緊急の行動が必要である。
