フィリピン、医師不足解消に向けた新たな医療プログラムを承認
フィリピン、医師不足解消に向けた新たな医療プログラムを承認
更新日: 2026年6月19日 07:30
フィリピンは、医学教育を全国に拡大することで、深刻な医師不足に対処するため断固たる行動をとっています。
高等教育委員会(CHED)は、5つの州立大学・カレッジだいがく・カレッジに対し、2026年から2027年度より医学博士課程の新規開講を承認しました。
この動きは、ビサヤ地方、東サマール州、コルディリェラ行政地域を含む医療サービスが十分でない地域に医学教育の機会を提供することを目指す「Doktor Para sa Bayan Act(国民のための医師法)」を直接支援するものです。
現在、フィリピンの人口1万人あたりの医師数はわずか7.92人で、世界保健機関の推奨を大きく下回っています。
以前は、学生が教育を受けるためにメトロマニラのような主要都市へ移住しなければならず、経済的・物流的負担に直面することが多くありました。
政府は、これらの課程を地方に分散させることで、学生が地元で学び、最終的には出身地域で医療に従事することを促したいと考えています。
しかし、専門家は、単に卒業生を増やすだけでは解決策の一部に過ぎないと指摘しています。
