エネルギー大手のEni、電池材料の供給確保に向けて7000万ドルを投資
エネルギー大手のEni、電池材料の供給確保に向けて7000万ドルを投資
2026年4月10日、イタリアのエネルギー大手エニは、ヌーヴォー・モンド・グラファイトへの7000万ドル規模の大型投資を発表しました。
この戦略的な動きは、エニが拡大するクリーンエネルギープロジェクトに向けた不可欠な電池材料を確保することを目的としています。
カナダ企業の株式11.5%を取得することで、エニはサプライチェーンの垂直統合を進め、アジア市場への依存を減らそうとしています。
この資金は、ケベック州におけるマタウィニー鉱山の開発とベカンクール電池材料工場の拡張を支援します。
さらに、この契約により、エニは黒鉛の独占的な引取り契約を交渉できるようになり、年間約1万5000トンを確保します。
この材料は、イタリアのブリンディジに計画されているエニの「ギガファクトリー」にとって極めて[きわ]重要であり、そこでは定置型エネルギー貯蔵用のリン酸鉄リチウム電池が製造される予定です。
カナダ・グロース・ファンドのような機関投資家と協力することで、エニは重要鉱物セグメントにおける主要なプレーヤーとしての地位を確立しています。
エニが伝統的な石油・ガスから持続可能なソリューションへと移行する中で、この投資は、強靭で国内自給型の欧州エネルギーの未来を構築するという同社のコミットメントの礎となるものです。
