アイスランド、欧州連合加盟をめぐり国民投票へ
アイスランド、欧州連合加盟をめぐり国民投票へ
更新日: 2026年8月14日 04:15
2026年8月29日、アイスランドは欧州連合への加盟交渉を再開するか否かを決定するため、国民投票を実施する。
この投票は、親EU派の社会民主同盟が率いる連立政権が誕生した2024年の議会選挙を受けて行われるもので、10年以上も停滞していた議論に再び火がつくこととなった。
アイスランドはかつて、深刻な金融危機の直後の2009年に加盟を申請したが、国家主権、特に重要な漁業への懸念から、2015年までに交渉が停止されていた。
アイスランドは現在、欧州経済領域およびシェンゲン協定を通じてヨーロッパと統合されているものの、ブリュッセルでの投票権は持っていない。
来る国民投票の支持者は、加盟することでアイスランドに発言権が与えられ、経済がより安定すると主張している。
対照的に、反対派はEUへの参加が天然資源の管理や国民アイデンティティを損なうことを恐れている。
重要な点として、この国民投票はEU加盟の最終決定ではなく、あくまで正式な加盟交渉を再開するかどうかの判断である。
