新たなパンデミック条約に向けた世界的な動き
新たなパンデミック条約に向けた世界的な動き
更新日: 2026年9月20日 02:15
COVID-19パンデミックから学んだ教訓を受け、世界は保健安全保障の新しい時代へと移行しています。
2025年5月、WHO加盟国は国際協力を改善するための画期的な取り組みである「WHOパンデミック条約」を正式に採択しました。
この歴史的な条約は、2003年のたばこ規制枠組条約に次ぐ、この種のものとしては2番目となります。
中核となる合意は整いましたが、現在交渉官らは「病原体アクセスおよび利益配分(PABS)」附属書の最終化を進めています。
この不可欠な要素は、各国が危険な病原体のデータを提供した際に、見返りとしてワクチンや治療薬への確実かつ公平なアクセスを保証することを目的としています。
この条約は、「ワクチン公平性」、「動物からヒトへの疾病感染を監視する『ワンヘルス』アプローチ」、そして強化された世界の供給網に焦点を当てています。
重要な点として、この合意は国家の主権を尊重しており、WHOに都市封鎖のような国内で義務付けを行う権限を与えるものではありません。
受動的な緊急対応から、能動的でルールに基づく枠組みへと移行することで、世界は将来のパンデミックが分断ではなく世界の団結をもって迎えられることを望んでいます。
