黄金夜明けの元広報官、ギリシャの刑務所から釈放
黄金夜明けの元広報官、ギリシャの刑務所から釈放
更新日: 2026年9月17日 03:30
2026年9月15日、ギリシャのネオナチ政党「黄金の夜明け」の元報道官イリアス・カシディアリスがドモコス刑務所から出所しました。
かつてギリシャの債務危機の際に主要な政治勢力であった「黄金の夜明け」は、暴力犯罪および2013年の反ファシストのラッパー、パヴロス・フィサス殺害事件に関与した責任を問われました。
現在45歳のカシディアリスは、2033年まで公職への立候補を禁ずるギリシャの現行法にもかかわらず、政治の最前線への復帰を望む姿勢を即座に示しました。
服役中もカシディアリスはYouTubeで16万2000人以上の登録者を集め、国際的な注目を浴びるなど、ネット上で強い影響力を維持していました。
彼の出所はヨーロッパ全土で広がる極右政治の台頭という広い流れと重なっており、次期議会選挙における彼の将来的な関与の可能性をめぐり、ギリシャ国内で激しい議論が巻き起こっています。
彼自身は収監は政治的な陰謀だと主張していますが、法律の専門家は、当面のあいだ公職への復帰の道は閉ざされたままであるという見解を示しています。
