最新の結核ワクチン治験結果、成功と課題が混在
最新の結核ワクチン治験結果、成功と課題が混在
1世紀以上もの間、BCGワクチンは結核(TB)に抗う唯一の手段であり続けてきた。
インドで2026年4月に行われたVPM1002とImmuvacを評価する第3相試験は、ワクチン研究における複雑で混迷した現状を浮き彫りにした。
どちらの候補も一般的な肺結核の予防には至らなかった。
しかし、VPM1002は致命的な肺外結核に対して50.4%という顕著な有効性を示し、6歳から14歳の小児に対しては約65%の有効性が確認された。
一方で、M72/AS01Eワクチンはこの分野の先駆走者であり続けている。
現在第3相試験中であり、過去には潜伏感染のある成人の活動性結核予防において50%の有望な有効性を示した。
研究者たちは、「聖杯」となる唯一のワクチンを求めるのではなく、精密免疫へと向かっている。
