ベトナム、国家量子技術戦略を策定へ
ベトナム、国家量子技術戦略を策定へ
更新日: 2026年6月22日 08:30
ベトナムは、量子技術に関する包括的な国家戦略を策定することで、未来に向けて大胆な一歩を踏み出そうとしている。
国家安全保障、経済成長、そして長期的な自律性にとって量子技術が重要であることを認識した同国政府は、人工知能や半導体と同等に、この分野を優先事項として掲げている。
主要な動機は、将来の脅威からデジタルインフラを守ることにあり、特に耐量子計算暗号に重点を置いている。
効率を確保するため、ベトナムは2026年から2045年の期間において「ハブ・アンド・ノード」モデルを採用し、調整機能を集約しつつ、国防省やベトナム科学技術アカデミーなどの専門機関を活用する方針である。
世界的なハードウェア巨大企業と全ての分野で競い合うのではなく、ベトナムは「戦略的な後発走者」として動こうとしている。
同国はニッチなソフトウェア応用に集中し、既存の光ファイバーインフラを活用する計画であり、同時に1,000人の中核専門家を育成して、この取り組みを主導させる。
投資の方向を長期的な運用研究に転換し、規制サンドボックスを構築することで、ベトナムは世界的な量子バリューチェーンにおいて有能な参加者としての地位を確立し、次なる技術の最前線に立ち続けることを目指している。
