NASAがスウィフト観測衛星の修理に向けたロボットミッションを計画
NASAがスウィフト観測衛星の修理に向けたロボットミッションを計画
更新日: 2026年6月12日 02:00
NASAは、宇宙で最も強力な爆発であるガンマ線バーストを追跡する重要な望遠鏡「ニール・ゲーレルス・スウィフト天文台」を救うための野心的なプロジェクトに着手しています。
2004年に打ち上げられたこの天文台は、現在苦境に立たされています。
太陽活動の活発化により軌道が低下し、2026年までに大気圏へ再突入する恐れがあるためです。
これを防ぐため、NASAはアリゾナ州を拠点とする新興企業カタリスト・スペース・テクノロジーズと協力し、大胆な救出ミッションに挑みます。
画期的な試みとして、カタリスト社は同社のロボット宇宙船「LINK」を使って「リブースト(軌道修正)」を行います。
これはハッブル宇宙望遠鏡と違い、スウィフトには当初からメンテナンス機能が備わっていないため、非常に重要です。
このプロジェクトは、契約から打ち上げまでを1年未満で行うという、敏捷な宇宙事業への転換を浮き彫りにしています。
LINK宇宙船は、高度4万フィートの航空機から発射されるノースロップ・グラマン社のペガサスXLロケットで運ばれます。
成功すれば、このミッションは重要な科学資産を保護するだけでなく、軌道上での衛星メンテナンスの将来に向けた青写真となり、宇宙探査機の寿命を延ばせることを証明するでしょう。
