NASAが新たなエルニーニョ現象の兆候を検出
NASAが新たなエルニーニョ現象の兆候を検出
更新日: 2026年6月16日 04:00
2026年6月、米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所は、センチネル6号マイケル・フライリッヒ衛星が太平洋で大規模なエルニーニョ現象の発生を検知したと確認しました。
科学者たちは海面の高さを測定することで、ケルビン波によって東へ向かう巨大な温かい水の波を特定しました。
この現象は、貿易風が弱まったことで温かい海の水が南米に向かって移動できるようになった際に発生し、強力なエルニーニョが進行していることを明らかに示しています。
今回の現象はすでに上昇傾向にある地球の平均気温を基盤として形成されており、1997年の歴史的な記録に匹敵しうる「スーパー」イベントに発展するのではないかと危惧されています。
こうした現象の影響は世界的に及び、カリフォルニア州や南米における洪水の増加から、東南アジアやアフリカでの深刻な干魃まで多岐にわたります。
NASAの正確な衛星データは現在、気象予報士たちがこうした変化をリアルタイムで追跡するために、これまで以上に不可欠なものとなっています。
2027年に記録的な高温が予想される中で、各地域が備えを進める上で、このデータは来るべき気候変動に対処するための重要なツールとなっています。
