グリーンランドの氷床融解を調査する大規模な遠征隊が出発
グリーンランドの氷床融解を調査する大規模な遠征隊が出発
更新日: 2026年7月16日 09:00
2026年7月、画期的な科学調査隊がグリーンランドへ向けて出航し、気候研究における転換点を記しました。
RRSサー・デビッド・アッテンボロー号に乗船した80名からなる国際チームは、グリーンランド氷床の急速な融解を解明するための5年間で2000万ポンドを投じるプロジェクト「GIANT」を立ち上げました。
北極圏は地球の他の地域よりも速く温暖化しており、グリーンランドの氷は30年前と比較して7倍の速さで失われています。
その結果は甚大で、氷床には地球の海面を7メートル以上上昇させるのに十分な水が含まれており、世界中の沿岸地域を脅かしています。
プロジェクト「GIANT」の目的は、冷たく真水に近い融解水が、地球の気候を調節する不可欠な海流である大西洋南北熱塩循環にどのような影響を与えうるかを調査することです。
この目的を達成するため、研究者たちはドローンや「ボーティ・マクボートフェイス」として知られる有名な潜水艇などの高度なロボット技術を駆使し、険しい氷の混合物の下を探索しています。
氷河と海洋の接点をかつてない精度で地図化することで、科学者たちは高解像度のデータが気候モデルに反映されることを期待しています。
最終的には、これらの取り組みは早期警戒システムの構築や、不可逆的な気候の転換点というリスクに直面する中で、変化し続ける地球の未来をより正確に予測するために極めて重要です。
