香港の研修医、無断でレントゲン写真を撮影し処分の対象に
香港の研修医、無断でレントゲン写真を撮影し処分の対象に
更新日: 2026年6月8日 01:30
2026年6月、香港にあるカリタス医療センターの医療研修医が、病院の機器を不適切に使用したとして懲戒処分を受けた。
この研修医は医学的な必要性がないにもかかわらず、X線撮影装置を使って自分の膝をスキャンし、その結果を「仕事の特権」と銘打ってInstagramに投稿した。
病院管理局は機器および環境は安全であったと明らかにしたものの、この事件は職業倫理の見直しを促すものとなった。
同じ研修医が以前、他の病院に勤務する医師の恋人に自分の臨床業務の補助を頼んでいたという報告が事態をより深刻なものにした。
これらの一連の出来事は、患者の記録への不正アクセスやスタッフによるSNSの不適切な使用など、プライバシーに関する不祥事が相次ぐ中、病院管理局にとって緊迫した時期に起こった。
病院管理局は、医療機器は個人利用のためではなく、厳格に臨床目的のみに使用されるべきであることを強調した。
この事例は、医療従事者が負う倫理的責任を強く認識させるものとなり、医療制度への公的信頼を維持するためには、診療中のみならずSNSにおいても専門家としての良識を保つことの重要性を浮き彫りにしている。
