カナダと米国の首脳が貿易関係と関税について協議
カナダと米国の首脳が貿易関係と関税について協議
更新日: 2026年6月11日 01:15
2026年6月時点で、カナダとアメリカの貿易関係は重大な局面を迎えています。
カナダ・アメリカ・メキシコ協定(CUSMA)の7月1日の義務的な見直しが迫る中、緊張が高まっています。
カナダは協定の更新を望んでいますが、アメリカのドナルド・トランプ大統領は難色を示しており、協定の終了条項を戦略的なてことして利用しようとしています。
CUSMAは更新されなくても即時に失効するわけではありませんが、正式な合意がなければ毎年の審査が必要となり、北米の貿易に深刻な経済的不確実性をもたらすことになります。
現在、アメリカはカナダ産の鉄鋼、アルミニウム、自動車に対して恒常的な関税を課しており、これがカナダの経済減速の一因となっています。
前向きな会談は行われているものの、正式な二国間貿易協議は停滞しています。
この予測不能な状況に対し、マーク・カーニー首相はカナダの重点を貿易およひ安全保障のパートナーの多角化へとシフトさせています。
専門家は現状を完全な崩壊ではなく、経済的混乱が「じわじわと漏れ出る」状態と表現しています。
カナダは輸出の73%をアメリカに依存しており、両国が政治的・経済的なデカップリング(分断)の進む未来へと向かう中で、この緊張は同国が抱える厳しい現実を浮き彫りにしています。
