アイスマン「エッツィ」から発見された古代微生物に生命の兆候
アイスマン「エッツィ」から発見された古代微生物に生命の兆候
更新日: 2026年6月8日 07:01
30年以上もの間、氷の男エッツィは凍りついたタイムカプセルとして見なされてきましたが、学術誌「マイクロバイオーム」に掲載された2026年の画期的な研究により、衝撃的な真実が明らかになりました。
エウラック・リサーチの科学者たちは、この5300年前のミイラに、マイナス6度でも繁栄できる、寒冷地に適応した生きた酵母が寄生していることを発見しました。
これらの微生物はただ存在しているだけでなく、代謝も活発です。
ミイラのマイクロバイオームは、エッツィ本来の銅器時代の腸内細菌の残滓、氷の中で到着した寒冷地適応型の酵母、そして1991年の発見以降に混入した現代の汚染物質という3つの層で構成されています。
一部の酵母は、消毒に使用される物質を分解するように進化してさえおり、ミイラの皮膚や組織の完全性を脅かす可能性があります。
この研究は、考古学的遺物に対する私たちの理解を根底から覆します。
ミイラを静的な物体として扱うことはもはやできません。
これらの古代の微生物を研究することで、研究者たちは、ヒトの腸内の進化と、変化し続ける世界における歴史保存の複雑な課題の双方に対する貴重な洞察を得ることができます。
